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文化・芸術

和のテイスト

Dscn8412 私がかねがね欲しいと思っていた玉川堂→www.gyokusendo.com/の急須を、娘夫婦が母の日のプレゼントに贈ってくれました。

無駄のないシンプルな形といい、温かみのある肌の質感といい、日本の伝統工芸のレベルの高さに感心させられます。

これでお茶を入れると、ひと味もふた味もグレードアップするし、茶漉しがなくても余分な茶殻が注がれることもなく、本当に優れもの。

いつか手に入れたいと思っていたので、本当に嬉しい。ありがとう(◎´∀`)ノ

Dscn8414 これは竹皮スリッパ。「竹虎」という虎斑竹専門店→www.taketora.co.jp/の製品。

京都に行ったとき一日低いヒールで歩いただけで、魚の目になりかけ、外反母趾の兆候もあったので、こういうものが足にいいと聞いて、ネットで注文してみました。

本当に履き心地よくって、足に優しい感じがとてもいいです。

日本古来の伝統工芸は、日本の風土にあっていて、長年培ってきた日本人の生活に根ざしているだけに、ある意味とても合理的。

日本のものづくりの素晴らしさを、日本人である私たちがもっと知ったら、楽しい発見があるでしょうね。

佐川美術館

この前の水、木曜日、大津に所要があって、ついでに京都方面を廻ってきました。

まずは、大津から車で30分くらいのところにある佐川美術館へ。

佐川急便の一角にあるとても素敵な美術館、今、佐藤忠良展をしていることもあって、一度行ってみたいと思っていました。

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美術館の建物が水の中に浮かんでいるようで、もう少しお天気が良かったら、もっときれいだったと思います。

佐藤忠良の作品、彫刻しか頭になかったんですが、絵本の挿絵も沢山していて、子供たちに読み聞かせをしていた「大きな蕪」のあの有名な挿絵も佐藤の作品だったとは、驚きでした。

さらに日教組監修の原爆批判の紙芝居まであって、とても興味深かったです。

また、常設なのか平山郁夫の作品も一棟分あって、見たことのある作品や、超大作もあり、もう少し時間をたっぷり掛けて、また来てみたいと思いました。Dscn8315

少し離れたところ、地下を通って行くと、楽吉衛門当代の30周年記念作品展をしていましたけど、そこまではとても見られず、やはりここは、時間をたっぷりとって見るべき美術館ですね。

夭折の画家・村山槐多

岡崎市美術博物館でやっている「村山槐多の全貌」展」へ行ってきました。

村山槐多は信濃デッサン館で見た「尿する裸像」の印象が強く、真赤な裸像が托鉢鉢に尿をしている構図に、衝撃を受けたことを覚えていますが、それ以外の作品や人となりは全然知しませんでした。

今回の全貌展を見ると、22歳で亡くなるまで、自分自身に忠実で、そのために奔放に見えたり苦悩したり、芸術家らしい繊細さが、凡人から見ると生きることに辛かったんじゃないかと思えますけど、

槐多の生き方そのものが、芸術だったんじゃないかと思えて、本当に興味深い展覧会でした。

ところで今日は、新しく家族になった3番目の息子の誕生日です。

いろんなことがあるでしょうが、これからも娘と協力して仲良く暮らしていってくださいね。Dscn1863


おめでとうbirthday




キーシンさん不惑

昨夜、名古屋の芸文センターでキーシンのコンサートがあって行って来ました。

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キーシンは私の中で世界トップと思っているピアニスト。

さらに人柄も良くて大好きなピアニスト。だからこの地でコンサートがあるときは聞き逃したくありません。

今回はオールリストのプログラムで、超絶技巧曲ばかり。

正直馴染みのない曲が多い(@自分)

でも、その表現力と技巧で会場が一体となって惹きこまれているのがわかるような演奏で、終わってから拍手が鳴り止まない。

かつてキーシンの演奏で、終演後一時間半アンコールが続いて、ショパンを6曲も弾いてくれたことを思い出した。

でも、そのときに比べてキーシンももう不惑。

あの超絶技巧曲を2時間近くも演奏するのは、体力的にもしんどいし、と思っていたが、結局またもリストを3曲、約30分も演奏してくれた。

演奏後の挨拶で照れながらちょっと微笑む顔もまた可愛いこと。

14歳から演奏活動をしていても、全然擦れてない感じが人柄的にも素晴らしいってことだよね。

子供のときからずっと見ているからちょっぴり遠い親戚の叔母さんみたいに勝手に思っていたりしてcoldsweats01

キーシンもついに不惑や秋深む    ミモザ

フェルメールからのラブレター展

先日、思い立って京都で開かれている「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました。

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1時頃に京都市美術館に着いたら、中と外で20分待ち。

チケットをどこで買えばいいか迷っていたら、待ちの列がチケットを買う人も含む、ということ。

チケットが買えて美術館の中に入って、さらに待ち時間少々。

そして、最後のフェルメールの部屋に入るときも、待ち時間あり。

でも、東京で見るよりは確実に楽でした。

途中のオランダの画家達の作品は、豊田で見た作品と似てるのでほぼパスして、、、

やっと、フェルメールの部屋へ。

フェルメールの3作品は、期待に違わぬすばらしさ。

左の「手紙を書く人」を見て、その少女の微笑にすっかりとりこになって、しばらくその前を離れがたかったですね。

そして「手紙を読む青衣の人」のフェルメールブルー。

さらに「手紙を書く女と召使い」、

一枚の絵の中にどれだけのドラマがあるんだろうと想像させる力が、

これ見よがしでなく伝わってきて、フェルメールの絵の中のさりげない日常がやっぱり好きです。

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同じ館で、ゴッホの日本初作品の公開がある「ナショナルギャラリー展」もしていましたが、また次回にでも。

爽やかな秋空が心地よかった。

  フェルメールブルーと競ひ秋の空      ミモザ

フェルメール「地理学者」

昨日は、豊田市美術館で開催されている「フェルメール『地理学者』とオランダ・フランドル絵画展」に行ってきました。

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あいにく雨模様だったことと平日だったためか、思ったより混んでいなくてゆっくり見れました。

100点近いオランダフランドル派の作品が一堂に会して圧巻でしたね。

でも、フランドル派の作品、よくわからないけれど、光が少ないせいか暗い印象。

光の画家と言われるレンブラント以降なのかしら、絵に中に明暗が描かれるようになったのは。

フェルメールの「地理学者」が展示されているのは、最後のほう。

ルーブル美術館で「モナリザ」が長い廊下の突き当たりに展示されていたけれど、そんな感じで部屋の奥まったところに一点だけ飾られていました。

地理学者の着ているガウンは、当時のお金持ちが日本の文化に傾倒していたらしく、まるで日本の着物のようなもの。

ラピスラズリをふんだんに使っているらしいブルーが素敵でした。

絵の中の部屋の雰囲気も構図も、フェルメールのほかの作品に通じる安定感があって、とても好きな作品になりました。

フェルメールの全作品は40数点と言われているけれど、今までに見た作品はまだ半分にも達していない。

いま京都で3点来ているので是非行きたいし、全作品制覇できたらどんなに素敵でしょう。

見終わって、美術館の中のレストランでランチをいただきました。

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オランダにちなんだメニューらしいけど、舌平目がちょっと大味でした。

ここのレストランはメゾンブランシュがプロデュースしているらしいけど、あまりメゾンブランシュという印象はありませんでした。ちょっと残念。

三河木綿は質実剛健

中日新聞の記事を見た知人が、三河木綿の工房を見に行きたいというので、一緒に行って来ました。Dscn5334

江戸後期~明治頃までの嫁入り道具として持っていった「かいまき」。松竹梅の模様が華やかで、これをもってお嫁にいけるのは良家の子女だったとか。

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車の模様が描かれた布団の襟カバー。てっきり現代のものと思いきや、これが明治~大正に作られたと聞いて、驚きdespair

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2階は機織工房になっていて、習っている人が思い思いの布を織っていて、その根気の要る仕事に感服。私には到底無理だねwobbly

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料理屋のご主人がチャレンジしている暖簾とか。

麻のざっくりした味わいが素敵。

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工房の先生の作品で、色合いがとてもよかった。

織田信長の愛した南蛮音楽

個人のお宅にある能舞台で、織田信長の愛した南蛮音楽の演奏会があって行って来ました。

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200人ほどが能舞台を囲んでぎっしり。

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リュート、パーカッション、リコーダーの演奏をバックに、信長の時代に日本に入ってきたらしい音楽、なぜかカンツォーネや、珈琲ルンバもあって、楽しい音楽会でしたnotes

能舞台というので、演奏家の人がみんな足袋を履いていたのが可笑しかったhappy01

オルセー美術館展2010ポスト印象派

ちょっと愚痴らせてthinkくぅ~んweep昨日書いた記事が消えたcrying

気を取り直して・・・

国立新美術館で開催されているオルセー美術館展へ行って来ました。

Dscn5248 ポスト印象派というので、ルノワールなどは当然一点もなく、モネ(1884)~ボナール(1927)まで110余点が一堂に並んで圧巻でした。

特にゴッホとゴーギャンが同じ部屋に展示されていて、似たような色使いや筆致の作品を見ると、二人がいかにお互いに引き合い反発し合っていたかが、こちらにも伝わってきて、とても興味深い場所でした。

建物は黒川紀章氏の晩年の作で、初めて見たときは、ナンじゃこれはみたいな印象だったけど、亡くなった後に改めて見ると、黒川氏のこの作品に対する思い入れがビシビシ感じられて、いろんな意味で後世に語り継がれていくんだろうなと思いました。

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