無料ブログはココログ

« 京都レトロ旅行~常照皇寺~ | トップページ | 京都レトロ旅行~美山町茅葺の里~ »

京都レトロ旅行~ますや~

京都に「ますや」という旅館は2軒あるそうですが、こちらは清滝の「ますや」

かつて与謝野鉄幹・晶子が泊まった宿で、今もその部屋が残っています。

というか、築100年以上の旅館は、おそらくほとんど当時のままの面影で、玄関には綺麗な女性が描かれた古びた衝立。少々おどろおどろしいeye

部屋は、襖一つで隔てた六畳の和室が縦に並んでいて、河岸に面して四部屋分の長廊下で繋がっている。

もちろん部屋にはお風呂もトイレもありませんngtoilet

案内されたトイレは、まさにぽっとん便所。トイレットペーパーの代わりにちり紙が重ねられている。

いまどき汲み取り業者なんてあるんだろうか?と思えるほどのレトロ感。

さらに三階にある与謝野晶子の泊まった部屋は、目に見えない何かが確かに住んでらっしゃると思わせる、どんよりした空気感shadow

とにかく怖がりの私は、除霊グッズを持参していったので早速取り出して並べまくり。

でも、旅館に着いて迎えてくださったのは、老夫婦と綺麗にお化粧をした老仲居さん。

その旅館の方たちの暖かさは存分に伝わってくる。

何しろ文明に支配されている我々は、そんな状況になれるまで、キャーキャーワーワー、後から考えたら、本当に申し訳なかったと思う。

でもそんな状況でも、一生懸命もてなしてく下さろうとする仲居さんに、だんだん気持ちが和んで、帰る頃には馴染んできたのか、諸々も気にならなくなってきた。

雪隠は幼き記憶黴の宿       ミモザ

黴匂ふ宿に紅濃き仲居さん     ミモザ

腰曲る女将の運ぶ鯉料理      ミモザ

そうは言ってもここは蛍と河鹿の名所。

部屋からはコロコロと河鹿の鳴き声も聴こえ、窓の外には蛍も舞っている。

日本の原風景がしっかり残っている。

こういう光景、そしてこういう旅館こそ護りついで行かなくてはいけないと思うのだが、現実は厳しいでしょうね。

一の橋曲れば河鹿沢涼し    ミモザ

二の橋は赤し清滝は涼し    ミモザ

三の橋まで来て蛍舞ひにけり    ミモザ

この地はまた、俳人黒田杏子が

一の橋二の橋蛍吹雪けり      黒田杏子

と詠んだことでも有名で、今回の旅行の目的のもう一つがこの句の検証でもあったわけで・・・・・

とにかく普通の旅行では経験できない思いをいっぱい味わえた旅行だった。

写真は、何とか騙し騙し操作していたカメラが電池が足りなくなって、携帯で撮ったために今ここでアップできない。

また後日アップします。

旅行はまだまだ続く、、、、、

« 京都レトロ旅行~常照皇寺~ | トップページ | 京都レトロ旅行~美山町茅葺の里~ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 京都レトロ旅行~常照皇寺~ | トップページ | 京都レトロ旅行~美山町茅葺の里~ »