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大鹿村騒動記

今日は原田芳雄の遺作となった大鹿村騒動記を見てきました。

お話は長野県大鹿村、300年続く村歌舞伎の花形役者・原田とその妻・大楠道代、二人の共通の友達・修ー岸部一徳を中心に、村歌舞伎と村を襲う台風、リニア新幹線誘致問題を絡めての悲喜こもごもの人情コメディ。

原田芳雄の最後の舞台挨拶の様子をWSで見ていたので重重しい悲劇かと思ったら、全然印象が違って、場内は笑いが起こり楽しい雰囲気に。

18年前に風祭善の妻貴子は友達の修と駆け落ちをして、その後善は一人でジビエ料理の店を細々営みながら離婚届に判も押さず暮らしてきた。

村歌舞伎の5日前、修が脳の病気を患って頭がおかしくなった貴子を善に返そうとやってきたところから物語が始まる。

本来なら暗く重い題材のように思える話を、軽いコメディタッチで見終わった後、何とも言えない可笑しみが心地よかった。

とにかく役者がすばらしい。佐藤浩市や三国連太郎、石橋蓮司、松たか子など錚々たる俳優が脇を固めていて、きっちり自分の仕事をしている感じとテンポが心地よくて、93分間飽きることなく見られた。

忌野清志郎の歌も哀歓がぴったりでベストマッチだったと思う。

原田芳雄は存在感といい底に流れる温かさといい、あらためていい俳優だったんだと今さらながら思った。

2005年の「エンジン」のときの風の丘ホームのパパ役も良かったしね。

それにしても素晴らしい人たちがどんどんあちらの世界にお引越しをされてしまうのは寂しいですね。

原田芳雄さん、お疲れ様でした。合掌

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